ないしょのかけいぼ

買い込んだガラクタや燃やしたハイオクの供養塔です

ありがとう2019年という話

あっという間に2019年が、というよりも2010年代が終わってしまいそうです。
年末はなんだかドタバタしてしまっていて、ようやく実家で酒を飲んで、なんとなく今年を振り返る時間ができました。

ほとんど怪文書なので折りたたみます。

冬コミの話

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まず、改めまして、冬コミありがとうございました。
30部ほど持っていったのですが、おかげさまで完売となりました。見本誌も買ってくださったので、いま手元には現物がないような状態です。

思い返してみると、初めてコミケに参加したのは中学2年生くらいの頃。カタログと往復交通費だけで莫大な出費になり、肝心の本は数冊買えるか否かというハナタレ小僧でした。そんなガキからすると、毎日仕事しながらも決して安くはない各種経費を背負って創作活動をしているオタクな方々というのは本当に輝いて見えたものです。

それから10年くらい経って、ようやく長机の内側へ。

ここにくるまでそこそこオタクをやってきたつもりではありましたが、いざ自分で作ってみると、それが他人の目にどう映るのか、果たして500円を払ってまで持ち帰る価値があると感じさせられるのか、全く見当がつかないのでした。そんな状況下で、作った分を全て手にして頂けたのは本当に幸せなことだなと思っております。部数が少なめというのも、もちろんありましたが。

後日もうちょっとだけ増刷しようかなと思っています。どこで出すかは分かりませんが、個人的にお渡ししたい方にもまだ渡せていなかったりとか、BOOTH で出たら買うかも!みたいな方とかいらっしゃったので、まあ在庫という形でもいいのかなと。

何かまた作りたいですね。もうカメラのネタは尽きちゃった感があるので、まずはネタを練るところからですが。

英国の話

2019年、何が一番デカかったかと言えば、それは有無を言わさず英国生活です。
もう帰ってきてから半年経つっていうのが信じられないですが……。

「英国で何してたの?」と無限にいろんな人から聞かれますが、端的に言うと大学での研究です。頭がよくないので大した成果は挙げられなかったのですが、一応やることはやって帰ってこれました(と自分では思ってます)。平日は研究室に行って実験したりしてたまにパブ。週末は英国内旅行。なんて贅沢だったんでしょう。その辺の話は散々Twitter でさせて頂いておりました。

意識高いのは柄ではないので「学びがありました!」とかは表立って言いたくないのですが、まあ半年ほど海外にいたくらいで人間変わらんな、と。
強いて言うなら、日本で自覚してた自分の強いところ・弱いところがより顕著に姿を現してくるので、割と自己嫌悪に陥っていました。そのおかげで、日本に帰ってきてからはちょっと生きるのが楽になったかなという感じはしています。

この機会を与えてくれた関係各位(このブログは見ていない;見られていたら困る)には本当に感謝しております。この半年間をふいにしないようにしなければ、という気持ちでいっぱいです。

声優コンテンツの話

いきなりイタめのオタク高校生みたいな話を始めるんじゃねえよって感じですね。でもちょっと整理しときたかったので……。

2019年……もとい2018年末くらいからはアイドル声優みたいなコンテンツに半分支えられて生きていました。2020年はそれが悪化する見通しです。

会うオタク全員に煽られるたびに「こんなはずじゃなかった」と口にしているのですが、本当にこんなはずではありませんでした。ちょっとナナシスを嗜んでいた程度だったのに、たまたま友人が見ていた番組ひとつが気になって見てしまったのが全部の終わり。声も顔も喋りもいい人たちの存在が、コンビニまで徒歩30分以上かかる砂漠の中に住むオタクの日々に潤滑油のように染みこんでいくには、長い時間はかかりませんでした。

このあいだは某星座系声優ユニットのライブにはじめて行ったのですが、ナナシスしか知らなかった私にとっては距離の近さが完全にカルチャーショックでした。いやだってアイドルとか声優ってもっと遠い存在だと思ってたじゃん。お見送り会って何。近い。

俗に言う接近イベントとかいうのも経験しました。オタクがみんな認知されたがるのがよく分かってしまいました。未だにその日の光景がフラッシュバックします。本当によくない。

本当によくないって分かってるんですが、今のところそれくらいしか生活の潤滑油がないので、恐らくこの病気は2020年、より速度をあげて進行します。だから「アイツ変わっちまったな」とか思って距離を置かないでくれると嬉しいです。

というわけで

2019年、ありがとうございました。来年も宜しくお願いします。
よいお年を。

2020年の抱負(β):

1. 将来のことをちゃんと考える
2. 声優コンテンツに入れ込みすぎない

以上